明日開催メイシーズサンクスギビングングデーパレード。強風でバルーンなしの可能性も?

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アッパーウエストサイドで27日、メイシーズサンクスギビングデーパレード(Macy’s Thanksgiving Day Parade)のバルーンの膨らまし作業が行われた。

「バルーン・インフレーション」は一般人に開放されており、子供たちにも人気が高い。午後には、多くの家族連れが自然史博物館近辺の会場を訪れ、記念写真などを楽しんだ。

©mashupNY
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今年は、草間彌生がデザインした「LOVE FLIES UP TO THE SKY」が登場するほか、宇宙飛行士スヌーピーや、スポンジボブ、スモーキー・ベア、Netflixドラマ「緑のたまごとハム ~サムとガイの大冒険」のバルーンが新たにパレードに加わる。

草間彌生デザインのバルーン©mashupNY

明日は強風が予想されており、安全上の理由からパレードでバルーンを使用できない可能性もある。ニューヨーク市の規定では、風速が時速23マイル(秒速10メートル)以上、突風を伴う風速が時速34マイル(秒速15メートル)以上の場合は、大型のバルーンをあげることはできない。

過去にバルーンが使用できなかったパレードは1971年の1回のみだが、強風による事故は直近の10年で2回ほど発生している。
CBSニュースによると1997年にバルーンが裂け、街灯が倒れる事故が起きた。4人が負傷し、うち1人の女性は1カ月間意識不明の重体に陥った。2005年にもタイムズスクエアでバルーンが進路を外れ、街灯の破片が女性に当たった。

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米国立気象局(NWS)は明日のパレード中、風速は時速24マイル(秒速10.7メートル)、突風を伴う風速は時速40マイル(秒速18メートル)と予想。
ニューヨーク市警察はバルーン打ち上げの可否について明日朝、判断すると発表している。パレードは午前9時から午後12時まで。ルートや鑑賞スポットなどはこちら

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。