機内のペット持ち込み断られた女性 飼い犬を空港に置き去りに

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ピッツバーグ国際空港で4日、飼い主不明のフレンチブルドッグが発見された。警察の調べで、機内の持ち込みを拒否された女性が置き去りにしたことがわかった。

アレゲニー郡警察によると、午前5時半頃、空港勤務の警官に、敷地内でベビーカーに乗せられて放置された犬を救助するよう要請が入った。

警官らは当初、首輪のマイクロチップから飼い主への連絡を試みたが、うまくいかなかった。

しかしその後、空港職員から犬をカゴに入れる必要があると告げられた飼い主が、短期駐車場近くに置き去りにして飛行機に搭乗したことが発覚した。

女性は動物を遺棄した罪で起訴される見込みだという。

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地元テレビ局によると、女性はエモーショナル・サポート・アニマル(ESA)と称して連れ込もうともしたが、これも失敗に終わっていた。

警察のフェイスブックの投稿には、置き去りにされtフレンチブルを引き取りたいという声が多数寄せられている。

1月にも同じ事件が

今年1月にアイオワ州の空港でも同様の事件があった。

デイリーメールによると、アイオワからニュージャージーのフライトを利用した24歳の男性は、犬小屋が必要であることを知らず、代わりに空港の外に飼い犬をつないで、1人で飛び立った。

男性は同紙の取材に、「すでにチェックインしたので、フライトに乗り遅れたくなかった。飛行機の中で犬の代金を支払えば、犬小屋を与えてくれるだろうと思った。自分で持ってくる必要があるとは知らなかった」と説明。さらに、友人に頼もうとしたが連絡が取れなかったなどと弁明している。

男性は、動物遺棄など複数の罪で起訴された。なお犬は去勢手術を受け、アダプトに出される予定だという。

Mashup Reporter 編集部
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