YouTube 大統領選不正関連コンテンツの規制強化

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YouTubeは9日、「避難港の期限」を過ぎたとして、今後、大統領選挙に関して誤解を与えるコンテンツの規制を強化すると発表した。

説明によると、広範囲なソフトウエアの異常や集計間違いによりバイデン氏が勝利したといった内容のものなど、「大規模な不正または間違いが大統領選の結果を変えたと主張して、人々をミスリードするコンテンツ」を削除するとしている。9日以降に投稿されたビデオが対象。

同社は9月以降、ポリシー違反を理由に、8,000を超えるチャンネルと有害で誤解を招く数千件の選挙関連のビデオを削除しているという。

連邦法では、12月第2水曜日の後の月曜日(今年は14日)を選挙人投票日と定めている。この6日前(避難港の日)までに各州が認定した結果は最終的なものとみなされ、議会はこれらの州の選挙人団の投票を集計しなければならない。AP通信によると、州はこの日までに結果を認定し、州裁判所における意義申し立てを解決する必要があるという。今年の選挙では、ウィスコンシン州以外が期限に間に合うだろうと報じている。

バイデン氏の勝利が改めて確実となったが、トランプ氏は敗北を認めない姿勢を続けている。昨日は記者の質問に「われわれは接戦州で勝利した。酷いことが起きていた」と語り、「願わくば、次の政権はトランプ政権になることを願っている。なぜなら数十万票が盗まることがあってはならない。不正や詐欺、彼らがしたすべとのことがあってはならない」と誤解を与える発言を繰り返した。

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Mashup Reporter 編集部
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